引き寄せの成功例その2・とんとん拍子で願いが叶った人

引き寄せの法則は自分で頑張って願いを叶えるのではなく、他力という見えない力によって自然と願いが叶えられていく、という仕組みになっています。そのため、自力で頑張れば頑張るほど引き寄せの法則は働きにくくなります。

願い事を叶える時は「どうしても叶えたい!」という気持ちが強くなるので、自力で何とかしようとする気持ちも分かります。でも引き寄せの法則を使いたいなら、他力を信じてみましょう。するととんとん拍子で願い事が叶っていくのです。

たとえば、自分が今ほしかった情報が簡単に手に入った、ということはよくある成功例です。この時、自分から情報を探しに行ったわけではありません。なんとなく見ていた本や雑誌、ネットなどの記事から、自分が欲しい情報が目に飛び込んできた、という感じですね。

自分から情報を探しに行ったわけでもないのに、知りたかったことを簡単に知ることができた、というのはまさに引き寄せの法則が働いて願いが叶った瞬間です。

本やネットなどの他にも、まわりにいる人が話している内容から知りたい情報を得ることができたとか、偶然行った場所で欲しい情報に出会ってしまう、といったケースもありますね。

自力でどうにか情報を得たい!と頑張るのではなく、「偶然」「なんとなく」「たまたま」といった「なぜかわからないけれど願いが叶った」というのが、他力のパワーが働いている証拠です。

わたし自身もこういった経験は多くあります。ある日、少し遠出をして旅行をすることになった時、かなり急だったのですが、ネットで宿泊先を探すことにしました。

旅行をする数日前のことだったので、もしかしたら宿泊先がないかもしれません。ということで「宿泊先が見つからなかったら、しょうがないから日帰りにしよう」と考えていましたが、ちょうどいい宿泊先を見つけることができました。

けれども、その宿泊先は喫煙ルームしか残っていなかったのです。わたしはタバコを吸わないので、禁煙ルームを使いたかったのですが、かなり迷いました。泊まれる場所はその宿泊先くらいしか見つからないだろうと思ったからです。

迷いに迷った末に「しょうがないから喫煙ルームでいいや!」と宿泊先の予約をしようとしたら、なんともう既に満席の表示が。迷っていた間に誰かが予約をしてしまったようです。こうなったらもうしょうがないですよね。宿泊することは諦めて日帰りにしようと、改めて旅行のスケジュールを考え直すことにしました。

でも、それから数十分経ってからもう一度、なんとなく同じ宿泊先の情報をネットで見てみたのです。すると、先ほどは満室だったのにまだ1室残っているとの表示が。これは絶対に予約しなきゃ!と思い、すぐさま宿泊先を予約しました。喫煙ルームでもいいから泊まることができたらいいなと思っていたので、これで一安心です。

宿泊先はネットで予約をしたので、後から予約の確認メールが届くのですが、この時初めてわたしが予約した部屋は禁煙ルームだったことに気付きました。予約をした段階では気付かなかったのですが、なぜかわたしは禁煙ルームを予約できていたのです。

このように「なぜだかわからないけれど思い通りに上手くいってしまう」「とんとん拍子に事が運ばれて行く」というのが、他力のパワーです。一見すると悪いことが起きたように見えることも、実はいいことに繋がっていた、というのも引き寄せの法則の成功例のひとつですね。

また、こうしたラッキーなことは立て続けに起きることも多いのです。次回は「ラッキーなことが立て続けに起きた成功例」についてお話ししていきましょう。