引き寄せたいなら出す方が先!自分から周りに与えること

引き寄せの法則は宇宙の法則で、宇宙の法則には「出す方が先」というルールがあります。このルールに沿った行動をしていると、引き寄せによって願いを叶えやすくなっていきます。そこでポイントとして覚えておいてほしいのが「与える」ということです。

たとえば「出す方が先なんて損をした気分!」とか「自分から出すなら相手からももらわなきゃ」といったような考え方では、宇宙の法則に沿った行動はできていません。これでは全然「与える」ことになっていないからです。

人はどうしても自分から他人へ何かをしてあげる時、見返りを求めてしまうことがありますね。自分があげたプレゼントど同等のお返しをもらいたいとか、これをやったからあれをやって欲しいとか、見返りを求めること前提で誰かに何かをしてあげるということは多いものです。

けれども、宇宙の法則での「出す方が先」「与える」という行為は、見返りなどは一切関係ありません。自分からただただ出すだけ、ただただ与えるだけです。これによってわたしたちは宇宙の法則の流れに乗っていくことができるようになるのです。

「じゃあ、何を出せばいいの?」「何を与えればいいの?」という疑問が湧いてきますよね。具体的に何を先に出せばいいのか、誰に何を与えればいいのか、よく分からないという人も多いかと思います。

そんな時はぜひ「挨拶」や「感謝をすること」から始めてみてください。相手から挨拶を返してもらおうがもらうまいが関係なく、自分からまず挨拶をしてみるのです。こうした行動によって宇宙の法則の流れに乗ることができる、つまり、引き寄せによって願いを叶いやすいエネルギーに変化させていくことができます。

自分から先に「おはよう」と言ってみるだけ、いつもなかなか言えない人に「ありがとう」と言ってみるだけで構いません。こうした簡単なことから「与える」ことを始めてみてくださいね。

もちろんこれも挨拶や感謝をしたから引き寄せが必ず起きる、というわけではありません。挨拶をすれば叶えたい願いを引き寄せることができる、感謝をすれば叶えたい願いを引き寄せることができる、というノウハウとしては考えないでください。

引き寄せの法則にしても宇宙の法則にしても、ここが一番難しい部分だと思います。引き寄せを加速づけるには「これをやってみたらいいよ」というアドバイスはあるのですが、それをやればいいというものでもないんですね。というのも引き寄せの法則は「Do(やり方)」よりも「Be(あり方)」の方が大事だからです。

なので、毎日のように挨拶や感謝を「Do」していたとしても、みなさんのBe(あり方)が「見返りを求めている状態」なら、与えるエネルギーにはなっていませんよね。ノウハウとして考えるというのは、あり方ではなくやり方を重視している状態なので、どうしても与えるエネルギーになることが難しいのです。

そのため、このブログでは引き寄せの法則はノウハウではない、ということをお伝えしているわけですね。何か叶えたい願い事があるというみなさんは、ぜひやり方ではなく自分の心のあり方をよく見つめ直してみてください。

また、与えるという行為はただ笑顔でいる、自分が楽しいことをしている、自分が好きなことをしている、というだけでもいいんです。これだけでみなさんからは笑顔のエネルギー、楽しいエネルギー、わくわくエネルギーが出ていますからね♪

何か形のあるものを誰かに与えようとする気持ちも大事なのですが、既に自分は生きているだけで「まわりにいいものを与えている」ということも覚えておいてください。