引き寄せの成功例その1・欲しい物が簡単に手に入った人

ここまで引き寄せの法則の基礎知識や知っておいてほしいポイント、引き寄せられない例などについてお話ししてきましたが、今回はいわゆる「引き寄せに成功した!」という例についてお話ししていきたいと思います。

本当は引き寄せの法則に成功も失敗もないのですが、ここでは「叶えたい願い事を引き寄せの法則で叶えられた」という例を紹介していくので、叶えたい願いを叶えられたことを成功として見ていくことにしましょう。

みなさんは今、欲しいものはありますか?物でもいいですし、こんな場所に行きたいな、こんなことが起きたらいいな、こんなことが知りたいな、ということでも構いません。引き寄せの法則には叶えたい願い事に大きい・小さいはないので、どんな願い事でもOKです。

こうした欲しいものを手に入れる時、普通なら自力で何とかしようとするものですが、引き寄せの法則を絡めて願いを叶えていきたいのなら、他力が重要となります。他の記事でも紹介したこの「他力」は侮れません。というか、引き寄せの法則自体がこの他力によって仕組まれていると言ってもいいくらいです。

たとえば、わたし自身の経験で言うと「新しいアイシャドウが欲しいなー」と思っていたことがありました。ピンク系のアイシャドウが欲しかったのですが、いろいろと商品を見ていてもなかなか決められず…。買おうと思う瞬間は何度かあったものの「また後ででいいや」とほったらかしにしていました。

すると、それからしばらく経った時、知り合いから「アイシャドウいらない?」と聞かれたのです。知り合いの人はアイシャドウを買ったはいいけれど、自分には色が合わなかったということで、あまり使っていなかったようです。なので、わたしに「使ってないアイシャドウあるんだけど使わないかな?」と聞いてみたというわけです。

しかもそのアイシャドウの色はピンク系。わたしが欲しいものとぴったり一致していました。さらにわたし自身が今まで買おうとしていたものよりもちょっと良いものだったのです。これはもらうしかありませんよね(笑)

このように欲しいものが簡単に手に入る、しかもタダで、というケースはよくある引き寄せの法則の成功例です。この時、わたし自身はアイシャドウに対してこれといった執着を抱いていませんでした。

新しいアイシャドウは欲しかったけれど「今までのものでもまあいいか」くらいにしか思ってなかったので、執着をしていなかったのです。そのため願いも簡単に叶いやすくなっていたというわけですね。

もちろん、どうしても執着をしてしまうような場合もあります。どうしても欲しいものがある、そんな時は前回お話ししたように「執着してもいいんだ」と自分の気持ちに嘘をつかず、許してしまうようにしています。

願い事に執着している時、欲しいものに対して執着している時は、やっぱり気持ち的にはいい気分ではありません。でも「執着を手放そう!」とするのは嘘のいい気分に繋がってしまうので、ここは「執着をしてもいいか」と自分を許してしまいましょう。すると心の底からいい気分になることができるので、結果的に願いが叶う方向にエネルギーが変化していきます。

また、引き寄せの法則が働いて願い事が叶う時というのは、とんとん拍子に願いが叶っていく、ということも特徴となっています。自分が頑張ったから願いが叶ったのではなく、なぜかよくわからないけれど流れに乗せられていくまま願いが叶った、という感じですね。次回は「とんとん拍子で願いが叶った成功例」についてお話ししていきましょう。